大阪・平野で発見|お洒落な古民家スイーツ店で素敵な時間を!

スイーツ

スイーツ好きな私hiikunのスイーツに対する嗅覚は今日も良好です。
またしても、鋭い嗅覚のお陰で素敵なお店を発見することが出来ました。

それがこちら・・・

 

あひる菓子店

 

大阪市平野区平野本町にある古民家を改装したお洒落なスイーツ店です。
数週間前、YouTubeで偶然発見して以来ずっと行ってみたいと思っていました。
そして先日、仕事が休みの日に、実際に行ってみました。
古民家が醸し出す落ちついた雰囲気の元、
美味しいケーキとコーヒーを頂きました。

今回はその時の体験を読者の皆さまにお届けいたします。

今回の記事は以下の方々を対象とします。
・古民家を改装したスイーツ店や喫茶店に興味がある方
・繁華街や有名百貨店ではなく
住宅街にある隠れ家の様なお店で美味しいスイーツを召し上がりたい方

当記事を読んで下さることで
あひる菓子店の魅力はもちろん、
大阪市阪市平野区がどんな場所についても
知って頂けるはずです。

是非最後まで読んで頂けると幸いです。

 

 

 

 

あひる菓子店

あひる菓子店は大阪市平野区平野本町大阪市平野区平野本町4-11-33にある
生菓子や焼き菓子、コーヒーなどが楽しめるスイーツ店です。

初めて訪問した後で知ったのですが、
あひる菓子店は2号店だそうです。

じつは、
”あひる珈琲店”というものが存在します。
その”あひる珈琲店”の2号店の様な感じで2022年にオープンしたのが、
”あひる菓子店”です。

ちなみに、”あひる珈琲店”は”あひる菓子店”から少し離れたところに位置しますが、
同じく大阪市平野区にあります。
住所は大阪府大阪市平野区西脇 2-11-15です。
機会があればそちらにも足を運んでみようと思います。

 

 

 

冒頭でもお話ししましたが、
あひる菓子店は古民家を改装したお店です。

”あひる珈琲店”の公式ホームページの情報によると、
あひる菓子店が入る建物は江戸後期に建てられた民家で、
「まちなみ保存地区」の指定建物にもなっており
歴史を感じるとても素敵な建物なんだそうです。

数週間前YouTubeにてある動画を偶然見たのがこのお店を知るきっかけとなりました。
それがこちらの動画です。

この動画を見て行ってみよう即決しまいた。

あひる珈琲店は製菓学校の同級生である2人の女性が共同で興したお店です。
お二人ともパティシエでもありバリスタでもあります。

彼女たちが作り出す種類が豊富で色とりどりのお菓子に魅了されました。
また、彼女たちの仕事に対する真摯な姿勢にも感銘を受けました。
店全体の雰囲気が非常によく、
彼女たちを始め従業員皆楽しそうに誇りを持って仕事されているなという印象を受けました。

 

 

 

 

 

好印象だったのは商品や彼女たちの働きぶりだでけはありません。
あひる菓子店の建物にも興味が湧きました。

私hiikunは古い建物が好きです。
以前に投稿した、
大阪のビジネス街「北浜」に関する記事では
北浜界隈にある古くて歴史的に価値のある建造物を幾つか紹介致しました。

そのせいもあり、
先の動画にてあひる菓子店の建物の外観や内装を見た瞬間、
あひる菓子店に対する興味度は最高潮に達しました。

先のYouTubeの動画公式ホームページ公式インスタグラムの内容が実際のところどうなのか
確かめるべく行ってみることにしました。

 

 

 

また、普段行くことはない平野という街にも興味を持ちました。
平野区は大阪市24区内で最多の人口を誇ります。
令和2年(2020年)国勢調査における人口等基本集計結果によると、
平野区の人口は19万2,152人です。
※詳細はこちらのページをご参照下さい。

区の北部をJR大和路線が走り、
区の中心部や南部を大阪メトロ谷町線が走ります。
いずれも大阪市内の中心部へ直接向かうので交通の便は良いです。

一方で最も少ない区は私hiikunoの地元”大正区”で、
人口は6万2,083人です。
これを知った時少し悲しくなりました。
大正区に住めとは申し上げません。
しかし、是非一度は訪れてほしいです。

次の項目では、
あひる菓子店への道のりと、
そこに至るまでの街の様子についてお話し致します。

 

 

 

 

 

 

行き方

行き方は2通りございます。
これまでに2度あひる菓子店を訪れました。
2つの行程両方試してみました。
どちらも一長一短ありますので、
お好きな方を選んでください。

行き方、その一、JR大和路線「平野駅」から

まずは、JR大和路線「平野駅」からの行程を見ていきましょう。
初めてあひる菓子店に訪れた際は、
こちらの行程を選択しました。


JR大阪駅から直接行くことは可能です。
しかし、平野駅には普通電車しか止まりません。
その為快速電車に乗っていたとしても、
天王寺で普通電車への乗り換えを強いられます。

 

天王寺駅から僅か2駅で平野駅に到着しました。

 

平野駅の南出口から現地に向かいます。
まずは、矢印が指す方向に従って、
目の前の通りを直進して下さい。

 



途中幹線道路が見えてきまが、
とにかく矢印の通り直進し続けて下さい。

 

直進し続けると
右手にうどん屋さんが見えます。
その角を左折して下さい。

 


歩いていて気づいたことがあります、
平野は古い町並みが色濃く残る地域なのだと。

神社仏閣だけでなく江戸時代に建てられた町家や商家が、
現在でもきれいな状態で保存されていることに驚きました。

これから向かうあひる菓子店が入居する建物もそのうちの一つです。

第2次世界大戦時の大阪空襲による被害が少なかったことが幸いだったようです。

後で知ったのですが、
平野区の中心部に当たるこの付近一帯は、
江戸時代まで環濠に囲まれていたことから
”平野豪”と呼ばれていました。

 


左折し直進すると右手に「平野南海」と書かれた看板が見えます。
その角を右折して下さい。

 


突き当りまで進んだら、
左折して下さい。

あひる菓子店はもうすぐそこです。

 

後はこの通りを直進するだけです。

 

さあ、見えてきました。

 


到着しました。

JR平野駅からの行程についての長所と短所をまとめてみました。
≪短所≫
・駅からお店までかなり離れている。徒歩で約15分。
・歩くのが好きでない方にはおおすすめしない。

≪長所≫
・古い町並みが堪能できるので、歩いていても退屈することはない。
・古い建物や神社仏閣に興味がある人にはおすすめ。
※JR平野駅から現地へ向かう途中、一つ興味深い場所を見つけました。
それについては後述致します。

 

行き方、その二、大阪メトロ谷町線 「平野駅」から

次に大阪メトロ谷町線「平野駅」からの行程を見てきましょう。
2度目に訪れた際は、
こちらの行程を選択しました。

 

大阪メトロ谷町線平野駅の1番及び2番出口です。

 


駅を出ると目の前に自転車屋さんが見えます。
その角を右折して下さい。

 

後はひたすら直進するのみです。

 


さあ、見えてきました。

 

もう着きました。
時間にして7,8分と言ったところでしょうか。
早歩きだったら5分で辿り着けるかもしれません。

大阪メトロ谷町線「平野駅」からの行程の長所と短所
≪短所≫
・JR平野駅からの行程に比べ、通り沿いには神社仏閣や古い建物等の見所が殆どない。
(私が見落としているだけかも知れませんが・・・)
・早く辿り着ける一方で歩いていて少し退屈だった。

≪長所≫
・JR平野駅よりも圧倒的に近い。
・歩くのか好きでない方、急ぐ方にはおすすめ。

どちらを選択してもあひる菓子店に行けますのでご安心ください。

次の項目では、
実際に頂いたお菓子や飲み物を見てきましょう。

 

頂いたケーキと飲み物

それでは、
実際に頂いたお菓子や飲み物を見てきましょう。
2度訪れましたが、お菓子は異なるものを選びました。

初めて訪問した際に頂いた品々

こちらが、初めて訪問した際に頂いた品々です。

 


生菓子や焼き菓子、色々あって本当に迷いました。
色々迷った挙句、
王道のイチゴのショートケーキとイチゴのタルトを頂きました。

 


私が最も好きなイチゴのショートケーキ、
「ザ・ショートケーキ(アンリ・シャルパンティエ)」
に比べるとイチゴの量では劣ります。
※ザ・ショートケーキに関するレビューについてはこちらの記事をご参照ください。

しかしながら、味や大きさ、柔らかさではほぼ互角です。
程よい甘さでコーヒーとの相性は抜群です。

 


イチゴのタルト、”タルトフレーズ”も頂きました。
まず、見た目が可愛いです。

 


甘さ控えめで歯ごたえ抜群の
クッキー生地にイチゴや生クリーム、カスタードクリームが含まれています。
1口で4つの味が楽しめます。

タルトと言えば、クッキー生地とパイ生地とがあります。
私hiikunはクッキー生地の方が好きですが、
読者の皆さまはどちら派でしょうか?

 

カフェオレを頂きました。
マグカップを抱える箇所にくぼみが付いているのがありがたいです。
非常に持ちやすかったです。

この様な細かな配慮がなされているのも良いですね。

 


もちろん飲み物のみの注文も可能です。
このように日替わりで焼き菓子が1つ付いてきます。

 

ごちそうさまでした。

 

帰宅しようと思いましたが、
天王寺で途中下車。
近くのカフェに立ち寄り、
当記事の作成に着手しました。

 

2度目に訪問した際に頂いた品々


こちらが2度目の訪問時に頂いた品々です。

 


まず特筆すべきはこちらのチーズケーキです。

 


一口食べた瞬間、感動の嵐が起きました。
今まで食べた中で最も美味いチーズケーキかも知れません。

甘さ控えめで、非常にあっさりしています。
表面は固そうに見えますが、
そんなことはありません。
力を加えなくても、
フォークがスーッと入っていきます。
滅茶苦茶柔らかいです。
また、表面の焦げ目が生地全体に香ばしさを加えてくれます。
食べていて非常に楽しい気分になりました。

 


こちらは、フロランタンという焼き菓子です。
クッキーの上にアーモンドと恐らくキャラメルを混ぜたソースでコーティングされた一品です。

この類の焼き菓子が大好きです。
コーヒーも悪くはありませんが、
紅茶と一緒に頂くのが好きです。

 


例の如く、飲み物と一緒に焼き菓子が1枚添えられていました。
この日は雪だるまの形をしたクッキーでした。

 

ごちそうさまでした。

 

そとは既に暗くなっていました。
ラストーオーダーは17時半です。
その少し前に店を出ました。

 

満足度は初回より2度目の方が高かったです。
チーズケーキにはいたく感動しました。
近いうちに3度目の訪問を行いたいです。

 

気づいたこと

この項目では、
あひる菓子店を2度訪問して気づいた点についてお話し致します。

注文の流れ

到着するや否や
座席の確保を促されました。

座席の確保や注文は来店された方から順に受け付けてくれます。

その為後から来た人に座席を奪われる心配はありません。
店員さんがきっちり誘導してくれます。

頼んだ品は店員さんが運んでくれるので助かります。

帰る際、
食器はテーブルに置いたままにせず、
返却口へ持って行って下さい。

店員の方々が一連の流れを丁寧に説明してくれるので安心です。

 

 

 

混雑度

午前中はどの程度混んでるかは分かりません。
初めて訪問したのが、14時半頃でした。
たまたま空いていましたが、
私が入店した後、
一瞬で満席になりました。

おやつ時である14時及び15時台は混雑するかも知れません。

 

 

 

2度目の訪問は、既に16時を過ぎていました。
その為か、店内は非常に空いていました。

ラストオーダーの少し前に退店しましたが、
その頃の店内の客は私一人だけでした。

 

 

 

 

客層

客層は年齢に関係なく圧倒的に女性が占めていました。
2度の訪問で男性客は私hiikuのみでした。

地元の方々のみならず、
あひる菓子店が目的ではるばる遠方から来られたと思われるお客さまもいらっしゃいました。

 

 

 

 

スイーツ店に一人で入るのに抵抗感を持つ男性の方々が一定数いると聞きます。
「恥ずかしい」「変に見られているのでは?」と思っていらっしゃるかも知れません。
しかし、そのなことは気にせず気軽に立ち寄って欲しいです。

 

 

 

 

ちょっと寄り道

最後に一か所ご紹介したい場所があります。


JR平野駅からあひる菓子店に向かう行程を思い出してください。
「平野南海」と書かれた看板が見えたら右折すると申し上げましたね。

 

右折してから突き当りに至る途中興味深い場所を発見しました。

それがこちら・・・

 

右手に公園の様な場所が見えます。
しかし、公園にしてはやけに細長いですね。
しかも地面には線路の様なものが描かれています。

ここは一体何か?

 

じつはここにかつて鉄道の駅がありました。
南海平野線・平野駅です。

 

すこし先へ進んでみましょう。

 

左手に休憩場所が見えます。
奥の白い壁にはかつて南海平野線で走っていた車両が描かれています。

 


こちらの看板にも書かれている通り、
南海平野線は大正3年(1914年)4月26日から昭和55年(1980年)11月28日まで
平野から天王寺駅前(大阪市阿倍野区)および恵美須町(大阪市浪速区)
までの間を走っていました。

しかし、昭和55年(1980年)11月27日、
大阪メトロ谷町線(当時は大阪市営地下鉄)が
天王寺より先八尾南まで延伸開業したことで66年間の歴史に幕を閉じました。

残念ながら平野駅の駅舎は今はもうありません。
廃線から約2年後に取り壊されました。
そして廃線跡は公園に整備され現在に至ります。

 


阪堺電気軌道上町線・天王寺駅前停留所です。
かつて、ここから南海平野まで電車が走っていました。

こちらが南海平野線と大阪メトロ谷町線との位置関係を示した路線図です。

 

ちなみに、私hiikunは南海平野線が廃止された約半年前
昭和55年(1980年)5月27日に生まれました。

もしタイムマシンがあれば、
南海平野線が走っていた頃に戻り、
南海平野線に乗って当時の大阪の街並みを見てみたいです。

南海平野線に関する動画は、YouTubeで見ることができます。
貴重な前面展望も見ることができます。
もし良かったら、
”南海平野線”で動画を検索してご覧になってください。

 

 

 

 

まとめ

今回は、
あひる菓子店の魅力とほんの少しですが平野区の魅力についてお話いたしました。
いかがでしたでしょうか?

あひる菓子店は想像以上に良かったです。

頂いたケーキやクッキー、コーヒーが全て美味しかったのは言うまでもありません。
大満足です。

また、お店全体の雰囲気も良かったです。
江戸時代後期に建てられた民家を改装した店内で、
素敵な時間を過すことが出来ました。

店員の皆さまの接客も素晴らしいです。
1度目の訪問時店内は混雑していましたが、
笑顔を絶やさず楽しそうにお客さまに接しておられました。
それがすごく印象的だったので2度目の訪問に至りました。

僅か2度の訪問でしたが、
平野が非常に歴史ある街なのだと知りました

 

 

神社仏閣だけでなく、
古い商家や民家が、建てられた当時のままの状態で残されていることに驚きました。
あひる菓子店に向かう途中で、そのような建物を複数見かけました。
区内には他にもそのような場所があると聞いたので、
機会があれば是非訪れてみたいです。

読者の皆さまも、
あひる菓子店及び平野区に是非足を運んでみて下さい。
心からおススメ致します。

最後まで読んで下さり誠にありがとうございました。
次の記事でお会いしましょう。

お店の最新情報については、
公式ホームページ公式インスタグラムをご参照ください。

 

 

 

 

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