【路面電車で観光!】大阪・下町を巡る旅・大阪市編(後編)

ぶらり旅

阪堺電車での大阪・下町巡りの旅も後半に差し掛かりました。
ここで旅の前半を振り返りましょう。

新今宮停留所

コーヒールンバ(実際には翌11月20日に訪問)

天神ノ森天満宮

住吉公園

「創作串揚げ 玄玄苑」で昼食

「わコーヒー」でデザート

美味しい昼食とデザートを頂き、
大満足です。

さあ、旅を続けましょう。
旅の前半をご覧になってない方は、
こちらをご参照ください。

 

 

 

 

 

 

旅の後半の行程

「わコーヒー」を後にした私hiikunは、
以下の場所を訪れました。

住吉大社

万代池公園

我孫子道停留所

大和川

我孫子道停留所

天王寺駅前停留所

阪堺線沿線の最大の観光スポットである住吉大社、
桜の名所としても知られている万代池公園、
阪堺線の重要拠点駅である我孫子道、
堺市との境界線である大和川、

訪れてみたい場所はまだまだ沢山ありましたが、
時間の都合上これが限界でした。

しかし限られた時間の中でも
十二分に旅を満喫することができました。

それでは早速見てきましょう。

 

 

 

 

 

住吉大社

美味しい昼食とデザートを頂きたので、
気分は最高です。

最高の気分で住吉大社に参りましょう。

 


大阪市住吉区に鎮座する住吉大社は、
全国に存在する2300社の住吉神社の総本山です。
1800年もの長い歴史を持つ、大阪を代表する神社です。
「祓の神」「航海安全の神」「農耕・産業の神」「和歌の神」「武の神」「相撲の神」が
古くから信仰されています。

住吉大社公式ホームページによると、
正月三ヶ日の初詣には毎年二百万人もの人々が訪れるそうです。
参拝者が多いのは知っていましたが、
ここまで多いとは思ってもみませんでした。
地元・大阪では親しみを込めて「すみよっさん」と呼ばれています。

商売繁盛、縁結び、子宝、家内安全、恋愛成就など様々なご利益があると言われています。
また、大阪の主要ターミナル駅・難波から最寄りの「住吉大社駅」までの所要時間はわずか10分。
その為年間にわたり多くの方々が参拝されます。

 

南海本線・住吉大社駅から徒歩で僅か5分。
滅茶苦茶近いです。

 


今回の旅の主題は、路面電車です。
私hiikunは阪堺線に乗って参りました。
住吉鳥居前停留所の目の間に・・・

 

本殿に通じる鳥居が見えます。

 

平日にもかかわらず
多くの方々が参拝されていました。
外国人観光客も多数見られました。

鳥居をくぐる際は、手前で一礼するのが礼儀です。
参道の中央は正中(せいちゅう)と呼ばれており、
神様が通る道と言われています。
その為中央を通るのは避けましょう。
左右どちらかに寄って鳥居をくぐるようにしましょう。

神社を出る際も同様です。
左右どちらかに寄って鳥居をくぐったあと、
振り返って一礼するようにしましょう。

 

こちらが住吉大社の全体地図です。
如何に大きな神社であることがお分かりいただけることでしょう。

 

住吉大社の象徴である「反橋(そりばし)」です。
「太鼓橋(たいこばし)」とも呼ばれています。

 

 

太鼓橋からの景色も素晴らしいです。

 

 

それでは一礼し本殿へ進みましょう。

 

 

実は住吉大社を訪れたのは実に約30年ぶりです。
高校受験の年、平成8年(1996年)の元日、複数の友人と合格祈願に訪れました。
混雑が酷かった上に、深夜に訪れた為滅茶苦茶寒かったのを覚えています。
合格祈願を終えて速やかに帰宅しました。
その為中をじっくり散策する余裕は全くありませんでした。

しかし今回の訪問は、その時とは違います。
平日にもかかわらず、多くの参拝者で賑わっていました。
それでも然程混んではおらず、じっくり境内を散策することができました。
幸いなことに、暖かい天気にも恵まれ、
気持ちよく参拝出来ました。

 

 

お子さま連れの家族を多数見かけました。
何故だろと思いましたが、理由はすぐ明らかに。

11月と言えば七五三です。
11月15日が七五三のお祝いや参拝を行う正式な日とされています。
その為11月は多くの家族連れの参拝者で賑わっています。

綺麗に着飾った子供たちの表情は様々でした。
千歳飴をもらって喜んでいる子、
疲れ切った表情を見せている子、
機嫌を損ね泣いている子、
参拝で緊張している子、
写真を撮って嬉しそうにしている子、

そんな彼らを見て自分の七五三の頃を思い出しました。
具体的に何をしたかははっきりとは覚えていません。
参拝中終始緊張していましたが、
千歳飴をもらって嬉しかったのは覚えています。
一方、一緒に参拝した私の妹は、
写真撮影を酷く嫌がり私の隣で号泣していました。

それから40年程経過しました。
あの当時の私が、
現在こうしてブログを書いているだなんで想像すらしていなかったでしょう。

そんな自分の過去を思い出しながら、
散策を続けました。

 

地元の子供たちが作った可愛い案山子も展示されていました。
どれも力作ですよ!

 

地図を見ただけでも広さは十分伝わりますが、
実際に歩いてみて住吉大社が如何に広いのかがよく分かりました。
境内にある沢山の巨木を見ただけで、
心が浄化されていくことに気づきました。

 

途中気になった場所があったので立ち寄ってみました。

 

「五所御前(ごしょごぜん)」という場所です。
そこにある無数の石の中から「五」「大」「力」と書かれた石を採取します。
「五」「大」「力」の石には「体力・智力・財力・福力・寿力」の5つの力を授かるとされ、
心願成就の御利益があると言われています。
これらの石を拾い御守袋に入れることで、
願いが叶うとされています。

 

ここから「五」「大」「力」と書かれた石を1つずつ採取します。

 


「五」「大」はすぐ見つかりましたが、
「力」を探し出すのに10分程時間を要しました。
とにかく3つ全て集めることができました。

 

集めた石を御守り袋に入れます。
天然ダイヤモンド糸を使った御守袋(¥1,000)を購入しました。
願いを込めながら入れるのが重要です。

願いが叶うまで常に鞄に入れて持ちあるくようにしています。
ただ願うだけでは何も叶いません。
願いを叶えられる為
今後も仕事や勉強に励むよう決意を新たにしました。

 

御朱印も頂きました。
御朱印帳を自宅に取りに戻った甲斐がありました。

 

30年ぶりの住吉大社、
素敵な時間を過すことができました。
まだまだ時間が残っていましたので、
次なる場所へ向かいましょう。

 

万代池公園

次に向かった場所が、万代池公園です。
住吉大社同様の大阪市住吉区内、やや天王寺寄りに位置します。

元々訪れる予定はありませんでした。
しかし時間が多少残っていた上に、
以前からこの公園の存在は知っており興味があった為、
急遽訪れることにしました。

 

最寄りの帝塚山三丁目停留所まで向かいます。

 

停留所から歩いてすぐのところに位置します。

 

この公園の名前の由来でもある池「万代池」が、
園内中央にあります。
訪問当時は然程寒くはなく、
まだ日が暮れていなかった為
地元の子供たちが園内で遊んでいました。

 

池には橋が架かっており、
池の中央にある小島に行くことができます。

 

こちらの公園にも多くの野鳥が羽を休めていました。

 


島自体がちょっとした休憩場所になっています。

 

住吉公園や住吉大社ほど有名でないためでしょうか。
観光客らしき人々は全くいませんでした。
園内に居たのは地元の方々のみでした。
観光地ならでは喧騒は全くなく、
静かにゆっくりと園内を散策することができました。

 

池の周囲は約700メートルです。
その周囲にはこの様に遊歩道が整備されており、
多くの地元の方々が散歩やジョギングを楽しんでおられました。

僅かな時間でしたが、
散策を楽しむことができました。

大きな池と沢山の木々に恵まれた万代池公園は
素晴らしい癒し空間だと思います。
そんな素敵な公園の近くで暮らす地元の方々が
本当に羨ましいです。

実は万代池公園は桜の名所でもあることを
後で知りました。
遊歩道の両脇にある木々の多くが、
桜だそうです。
その為春になると桜のトンネルとなり、
多くの花見客で賑わうそうです。
桜が満開の時期に是非訪れたいですね。

旅も大詰めとなりました。
最後にもう一箇所訪れましょう。

 

我孫子道停留所と大和川

 

万代池公園を後にして、
帝塚山三丁目停留所に戻ってきました。
最後に訪れた場所が・・・

 

我孫子道停留所です。
阪堺線の大阪市側最南端の停留所です。

 

我孫子道停留所は阪堺電気軌道にとって重要拠点と言える停留所です。
阪堺電気軌道の本社ビルや車両基地が併設されています。
車庫には色とりどりの素敵な車両が留置されていました。
鉄道好きにはたまらない光景でしょう。

天王寺駅前始発の約半数の電車と、
恵美須町始発の全ての電車が、
この停留所までの運行となります。

 


こちらが我孫子道停留所の上り電車の時刻表です。
ご覧の様に日中でも多くの電車が発着しています。

 

各停留所に乗車の仕方が掲示されています。
英語での案内も掲示されているので、
外国人観光客の方々も安心して乗車できます。

 

まだ少し時間があったので、
ある場所へ向かいましょう。

 

大和橋です。
大阪市と対岸の堺市の間を流れる大和川に架かる橋の一つです。

 

高速道路が邪魔でしたが、
夕日が本当に綺麗でした。

 

夕陽を妨げている高速道路の下を南海本線の鉄橋が架かります。
関西国際空港へ向かう特急ラピートが走っているのが見えました。

 


少し上流へ進むと、
阪堺線の鉄橋に着きました。
丁度浜寺駅前へ向かう電車が走っていました。
対岸は堺市です。
来年は是非阪堺線に乗って堺市内を観光したいですね。

 

我孫子道停留所に戻ってきました。
夕方のラッシュ時間帯ということもあり、
ひっきりなしに電車が発着していました。

 


こちらの停留所を訪れたのには理由がございます。
もちろん先程訪れた大和川がそのうちの一つです。
それともう一つ理由がございます。

 

お目当ての電車がやって来ました。
阪堺線の最新型超低床車両「1101形」です。
以前から乗ってみたかった車両です。

「1101形」は原則天王寺駅前から浜寺駅前までの全区間を走ります。
しかし一部時間帯では我孫子道を発着するものもあります。

 


17時28分発がそれに該当します。
先の写真に掲載されている車両が折り返し天王寺駅前行きとして走ります。

 


一旦車庫に引き返します。

 

やって来ました。
当駅始発なので確実に座れます。

 

停車時間は僅か1分、
焦りからうまく撮影できませんでした。

最前列の一人席を確保しました。
前面展望は楽しめませんが、
座り心地は良かったです。

それでは天王寺駅前まで向かいましょう。

 

無事天王寺駅前停留所に着きました。
天王寺駅前は阪堺線の中でも我孫子道同様に
数少ない有人停留所です。
今回使用した一日乗車券はこちらの定期券販売所で購入しました。

 

あべのハルカスが私を出迎えてくれました。
随分前に一度だけ最上階の展望デッキまで行ったことがあります。
また機会があれば訪れたいです。

 

いや~、実に楽しい路面電車での旅でした。
天王寺・阿倍野の夜景を少し堪能し帰路につきました。

最後に今回の旅を振り返りましょう。

 

 

 

まとめ

結論を申し上げますと、
今回の旅は本当に楽しかったです。

旅を通じて
大阪人でありながら
大阪にはまだまだ知らない魅力的な場所が沢山あることに
気づかされました。

一日乗車券のお陰で、
電車賃を気にせず時間の許すかぎり様々な場所を訪れることができました。

もし、一日乗車券を使わなかった場合どうなっていたでしょう。
今回の旅を振り返ると、6度乗降しました。
内容は以下の通りです。

恵美須町⇒北天下茶屋
恵美須町⇒天神ノ森
天神ノ森⇒住吉鳥居前
住吉鳥居前⇒帝塚山三丁目
帝塚山三丁目⇒我孫子道
我孫子道⇒天王寺駅前

運賃が大人240円ですので、
6度の乗車で合計1,440円です。

それが一日乗車券を使った場合、
購入代金の700円のみです。
半額の運賃で旅を楽しむことができました。
乗れば乗るほど、遠くへ行けば行くほど、
お得な乗車券です。

読者の皆様、
主要な観光地の混雑や喧騒から離れ、
ゆっくりと大阪の下町を観光されたいのであれば、
是非阪堺線で各地を巡ってみてはいかがでしょうか。

主要な観光地では決して見ることが出来ない
大阪の魅力に気づいて頂けることでしょう。

私hiikunは来年阪堺線で堺市内を巡る旅も検討しております。
機会があれば、実際に旅してみて、
その時の様子を皆様にお伝えできれば幸いです。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
次の記事でお会いしましょう。

 

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