約2年前にブログの執筆を初めて以来ずっとやってみたかった事をついに実現させました。
それは何か?
船旅です。
以前からずっと船旅に興味がありました。
YouTubeで船旅に関する多くの動画を見て、
その願望は一層高まりました。
シフト制の仕事なので長期の連休を取得するのは中々難しいです。
しかし有難いことに、
5月の下旬に約5年5カ月ぶりに5連休※を頂きました。
※体調不良による欠勤は除きます。
5連休のうち前半3日間を使って、
愛媛県・松山市を船に乗って旅してまいりました。
その度の様子を皆さまにお伝えします。
今回の記事は以下の方々を対象とします。
・船旅に興味がある方々
・一人旅が好きな方々
・シフト制の仕事により長期休暇取得が難しい方々
当記事を読むことで、
長期連休取得に苦労されている方々でも、
工夫次第で一人でも楽しい船旅ができる方法を知ることができるでしょう。
ご紹介する内容が多い為、
3回に分けて記事を投稿する予定です。
今後の旅の計画に役立てて頂けると幸いです。
是非最後まで読んでみて下さい。
よろしくお願いいたします。
四国オレンジフェリー
今回愛媛への旅に利用したのが、四国オレンジフェリーです。
愛媛県西条市に所在する四国開発フェリー株式会社が運営するフェリーです。
関西航路と九四航路が運行されています。
前者は愛媛・東予~大阪・南港/新居浜東~神戸・六甲アイランド、
後者は愛媛・八幡浜 – 大分・臼杵
を結びます。
※船内で頂いたパンフレットです。
船は2種類ございます。
「おれんじ えひめ」と「おれんじ おおさか」です。
今回は「おれんじ えひめ」を利用しました。
大阪愛媛間を走るオレンジフェリーは、非常に人気が高いです。
特筆すべきは、最も安いプランを選択しても個室が割り当てられているという点です。
私的空間が確保され、快適に過ごすことができます。
運送業に従事する長距離トラック運転手の方々や、
幅広い年代の旅行者から支持されています。
今回の旅の日程は以下の通りです。
5月26日(月)22時の東予行きに乗船。
5月27日(火)6時東予に到着。
その後バスで松山へ移動。
松山市内を観光。
同日22時発の南港行きに乗船。
5月28日(水)6時南港に到着。
0泊3日で愛媛・松山を旅します。
次項では、
最寄り駅から南港フェリーターミナルまでの行程
及び乗船までの流れを見ていきましょう。
乗船までの流れ
それでは乗船までの流れを見ていきましょう。
オレンジフェリーが発着する大阪南港フェリーターミナルの最寄り駅、
大阪メトロ南港ポートタウン線(ニュートラム)のフェリーターミナル駅です。
ここから旅が始まります。
改札を出て左折して下さい。
非常に長い通路を歩いたその先に・・・。
大阪南港フェリーターミナルがございます。
中に入り早速乗船の手続きを行います。
左側がオレンジフェリーの受付窓口です。
右側が名門大洋フェリーの受付窓口です。
名門大洋フェリーは大阪・南港と北九州・新門司を結びます。
今後乗ってみたいフェリーの一つです。
乗船手続きは18時から開始です。
乗船名簿に記入します。
しかし、私hiikunはネット予約を済ませていたので、
記入は不要でした。
往復の乗船券と連絡バス乗車券を発行してもらいました。
こちらが行きの乗船券です。
お部屋は最も安いシングルです。
通常運賃が¥8,200-ですが、
ネット予約により5%の割引が適用されました。
松山行きのバス代¥1,250-です。
計¥9,040-です。
こちらが帰りの乗船券です。
デラックスシングルを選択しました。
通常運賃が¥10,000-ですが、
ネット予約により5%の割引が適用されました。
東予港行きのバス代¥1,250-です。
計¥10,750-です。
なお運賃はお部屋の種類や乗船時期等により様々です。
※注意
ここでご紹介した運賃は、旅行当日の令和7年(2025年)5月26日時点のものです。
公式ホームページの情報によると同年7月1日に運賃が改定されるとのことです。
改定後の運賃や各お部屋の様子を確認されたい場合は、
四国オレンジフェリーの公式ホームページをご参照ください。
こちらは朝食券です。
和食と洋食から選べます。
帰りの朝食券は船内案内所で購入が可能です。
近くにローソンがありました。
普段デビットカードで支払います。
しかし船内ではカードが使えないようなので、
ATMでいくらか現金を引き出しました。
日が暮れてきました。
夕日がとても美しいです。
奥に二隻の大型船が停泊していました。
私hiikunが乗るのは、左側の船です。
オレンジ色の大きな煙突が目印です。
右側に停泊しているのが、
19時50分発の名門大洋フェリー・新門司行きの船です。
22時の出航ですが、
20時に乗船が可能です。
長い通路を進むと、見えてきました。
「おれんじ えひめ」です。
間近で見ると、
想像以上の大きさに圧倒されました。
自転車で乗船される方も一定数いらっしゃいました。
いよいよ船内に入ります。
楽しみです。
船内の様子
では、船に乗り込みましょう。
実に驚きました。
本当にここは船の中なのでしょうか?
噂には聞いていましたが、
想像以上に豪華で綺麗な船内です。
海の上を走るホテルと言っても過言ではありません。
船内に入るや否や、
係りの方が丁寧に部屋を案内してくれました。
右がデラックスシングル、
左がシングルのお部屋です。
左側の赤い扉を開けると・・・
たくさんの小部屋がございます。
こちらが今夜の寝床です。
部屋は小さいですが、
プライバシーが確保されているだけでも十分有難いです。
シングルのお部屋には鍵が用意されていません。
トイレの扉のように内側からのみ施錠が可能です。
船内にはコインロッカーはありません。
4階船内案内所横に貴重品入れが用意されています。
救命胴衣の場所も確認しておきましょう。
少しお腹が空いたので、
食事をとることにしました。
船内案内所の向かいにレストランがございます。
カフェテリア方式です。
品数は思っていた以上に豊富です。
サーモンサラダ、
タコの唐揚げ、
ホタテのバターソテー、
生ビールを頂きました。
合計で¥2,100-です。
私hiikunが注文していた時点では然程混んでいませんでした。
しかし、席について食べ始めるや否や、
注文カウンターは長蛇の列でした。
早めに来て正解でした。
食事後しばらくは船内を散策しました。
自販機も多数用意されており、
飲み物やお菓子、インスタントフード等が購入可能です。
マッサージチェアやゲームセンターも用意されています。
出航まで1時間を切りました。
アイスクリームと紅茶を頂きながら
本を読みながら出航までの時間を過しました。
外に出てみましょう。
約3時間前、遠くから見た煙突です。
近くでみるとあまりの大きさに圧倒されます。
オレンジフェリーの象徴とも言える部分です。
出航の瞬間を見届けたかったのですが、
用を足したくなりトイレに向かいました。
船の中とは思えない程
トイレも本当に綺麗でした。
※もちろん誰も居ない間に撮影させて頂きました。
トイレに行っている間に、
船は出航していました。
出航して暫くの間外に出て夜景を堪能しました。
奥に見える大きな建物は、
大阪府庁咲洲庁舎(さきしまコスモタワー)です。
以前に投稿したこちらの記事に、
さきしまコスモタワーを訪問した時の様子を紹介しています。
もし宜しければご覧ください。
更に進むと見えてきたのが、
大阪・関西万博の会場 “夢洲” です。
真ん中の黄色い線の部分が、
万博会場の象徴 “大屋根リング” です。
本当は明石海峡大橋の下を通る瞬間を見るつもりでした。
しかし明日は朝早くに起きる為、
風呂に入って寝ることにしました。
明石海峡大橋の下を通る瞬間を見るのは、
また別の船に乗った際に。
23時を過ぎたあたりで、
お風呂に入りました。
運よく誰も入浴しておらず
貸し切り状態でした。
お陰でゆっくり過ごすことが出来ました。
船内には愛媛を始め四国に関連するパンフレットや広告が用意されています。
戸締りよし!
それでは寝ます。
おやすみなさい。
次項では起床から下船までの流れをお伝えします。
起床、そして下船へ
興奮のあまりぐっすり眠ることが出来ませんでした。
4時半ごろに自然と目が覚めました。
まずは朝風呂です。
5時前ということもあり、
私以外だれも入浴していませんでした。
ちなみにオレンジフェリーでは、
航行中いつでも入浴が可能です。
入浴後船内を少し散策しました。
ほぼ誰ともすれ違いませんでした。
6階の展望スペースへ。
風がきつかったので外へ出るのは控えました。
風が弱まって来たので外に出てみました。
瀬戸内海は本当に小さな島が沢山あります。
日が昇ってきました。
船から見る日の出は、
実に美しいです。
霧が多かったのですが、
愛媛の街並みが見えてきました。
まもなく到着です。
時刻は5時半。
朝食を食べに再び食堂へ向かいました。
こちらが朝食です。
和食と洋食から選べます。
下船後松山行きの高速バスにすぐ乗れる様に、
朝食は早く済ませたかったです。
その為今回は洋食を選択しました。
パンはほんのり暖かかったです。
オレンジフェリーの焼き印が付いてました。
こちらのパン、何も付けなくても美味しかったです。
こちらのライム&ゆずマーマレードを付けるとより一層美味しさが増します。
愛媛と言えばポンジュースですね。
こちらのヨーグルトも美味しかったです。
朝食を終えて再び外へ出ました。
もうすぐ東予港に到着です。
ゆっくり後退しながら接岸します。
いよいよ四国・愛媛に上陸です。
下船の準備をしましょう。
下船、そしてバスで松山へ。
午前7時まで船内休憩が可能ですが、
バスに乗る為下船します。
忘れ物が無いように気を付けましょう。
さあ、愛媛に到着しました。
あっと言う間に愛媛に到着しました。
素敵な船旅でした。
約13時間後に戻るまで、
「おれんじ えひめ」とは暫しお別れです。
フェリーターミナルの建物の前には各方面に向かうバスが待機していました。
私hiikunはこちらのバスに乗って、
JR松山駅を経由し道後温泉へ向かいます。
所要約1時間20分です。
平日にもかかわらず車内はほぼ満席でした。
船の中ではあまり眠れなかったので、
バスの中で仮眠を取る予定でした。
しかし興奮のあまり結局眠れませんでした。
道後温泉に到着しました。
目の前の建物は伊予鉄道・道後温泉駅です。
ここから半日間の愛媛・松山の観光が始まります。
まとめ
南港からオレンジフェリーに乗り道後温泉までの行程をご紹介してきました。
いかがでしたでしょうか?
ネット予約を済ませていた為、
乗船名簿への記入は不要で即座に窓口で乗船券を発行してもらいました。
僅か8時間でしたが、
快適な船旅でした。
食事も美味しかったです。
風呂でゆっくりくつろぐこともできました。
松山行きのバスへの乗り継ぎも非常に簡単でした。
ここまで全てが順調でした。
次回の記事では、
道後温泉を始め、松山市内の複数の名所を巡った時の様子をお伝えします。
また今回の旅で頂いた地元の料理やお土産もご紹介致します。
次回の記事も是非読んで頂けると嬉しいです。
最後まで読んで下さり誠にありがとうございました。
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