前回の記事では日本一長いバス路線・奈良交通八木新宮線に乗って、
紀伊半島を縦断する旅の様子をご紹介致しました。
※まだご覧になってない方は、こちらのページをご参照ください。
記事のタイトルにあるように、
今回は旅は日帰りです。
当日中に大阪に戻らなければなりません。
新宮到着時点で既に16時頃でした。
関西最果ての地・新宮から大阪市内へ戻るには
しっかりとした準備が必要です。
電車の本数は非常に限られていますので。
でも、ご安心下さい。
旅を始める前に
既に計画は立ててました。
当記事では、
新宮駅到着後具体的に何をして時間を過したか、
どの様にして当日中に大阪へ戻ったか、
についてお話し致します。
前置きはこれ位にして、
早速見ていきましょう。
是非最後まで読んで下さい。
宜しくお願い致します。
新宮駅


関西最果ての地、和歌山県新宮市にやって来ました。
以前から訪れてみたかった場所だった為、
本当に感動しました。
こちらはJR紀勢本線・新宮駅です。
JR西日本の管轄下にありますが、
JR東海との境界駅でもあります。



大阪方面、名古屋方面の列車が発着しています。
夕方の帰宅ラッシュということもあり、
割と多くの人で賑わっていました。
帰宅される学生さんも沢山いらっしゃいました。

改札口右横に土産物店(Mini KUMANO Shop)がございます。
和歌山の名産品が多数売られています。
家族や会社の同僚、自分自身へのお土産はこちらのお店で購入しました。

購入したお土産については後日ご紹介させて頂きます。
お楽しみに!

新大阪行きの特急電車が17時46分に発車します。
それに乗って大阪へ直接帰ることもできたでしょう。
しかし、もう少し旅を楽しみたいので大阪とは反対方向へ進みます。
17時31分発の特急南紀8号名古屋行きに乗り、
三重県の県庁所在地、”津”へ向かいます。
電車到着まで1時間半ほどありましたので、
駅周辺を散策することにしました。
丹鶴公園
駅周辺を散策しているとある場所に辿り着きました。

丹鶴公園です。
かつて存在していた新宮城の跡地です。
興味深い場所だったので、
立ち寄ってみました。

かなり広い公園です。
時間の都合上残念ながらすべてを巡ることはできません。
その為、一カ所に絞ることにしました。
本丸跡に向かいましょう。

結構急な階段を登ること数分・・・

本丸跡に到着しました。
新宮の街並みや熊野灘、太平洋が一望できる素晴らしい場所です。


反対方向も絶景が楽しめます。
バスの車窓から撮影できなかった熊野川が一望できます。
長時間のバス旅で少々疲れましたが、
この素敵な景色が疲れを払拭してくれました。
ちなみに、対岸は三重県です。
駅近くにこんな素敵な公園があったとは知りませんでした。
訪れて正解でした。
もし丹鶴公園にご興味がございましたら、
こちらの新宮市観光協会公式ホームページをご覧ください。
本当に良い所です。
読者の皆さまも、
新宮を訪れた際は是非!
特急・南紀号で津へ
丹鶴公園から戻りました。
時刻は16時40分頃。
電車到着までまだまだ時間はありました。
先程紹介した土産物店(Mini KUMANO Shop)にてお土産を購入しました。
それでもまだ時間はありました。
少し暑かったので冷たいものが食べたくなりました。
そこで・・・


Mini KUMANO Shopで有田みかんアイスバーを買いました。
みかんの味がしっかりと感じられとても美味しかったです。

青色の電車が、17時46分発特急くろしお号・新大阪行きです。
発車までまだまだ時間はありましたが、
すでにホームで待機していました。
私が乗る特急南紀号はまだ到着していません。

駅構内はかなり広々としています。
小規模ですが、車両基地も併設されています。
スマホはいじらず、
ただボーっと景色を眺めながら電車を待っていました。
あまりにも暇だったので、
有田みかんアイスバーを食べながらあることを考えてました。
「6時間40分費やしてバスで大和八木から新宮まで移動している間、何ができるやろう?」
バス旅をしたので、
乗り物を利用して何ができるのかを考えてみました。
思いついたことをいくつかご紹介しましょう。
・東海道新幹線のぞみ号で新大阪・東京間を往復(所要時間:約5時間)
・東海道・山陽新幹線のぞみ号で東京から博多まで乗り通し(所要時間:約5時間)
・新大阪から新潟まで新幹線で移動(途中東京駅で上越新幹線に乗り換え)(所要時間:4時間半から5時間)
・関西空港から沖縄・那覇空港まで飛行機で移動(所要時間:約2時間20分)
・関西空港から北海道・新千歳空港まで飛行機で移動(所要時間:約2時間)
※切符の購入や待ち時間、搭乗手続き等は省いてます。単に移動に要する時間です。
昨年愛媛を旅した際に乗ったオレンジフェリーに関しては、
大阪・愛媛間の所要時間は約7時間でした。
ちなみに、
経路検索サイト・ナビタイムで調べてみたところ、
新大阪からくろしお号を利用して新宮へ向かう際の
所要時間は4時間20分から30分です。
新宮がいかに遠いかがお分かりいただけると思います。


そんなことを考えていたら、
特急南紀号名古屋行きが到着しました。
三重県の県庁所在地・津まで約2時間20分、
JR紀勢本線・特急南紀号での旅が始まりました。

電車に乗り込むと最初に目に飛び込んできたのがこちらです。
疫病退散のご利益で有名な妖怪「アマビエ」の木彫り彫刻が、
乗客の皆さまを出迎えてくれます。




新宮駅を出発して早々、
絶景が目に飛び込んできました。
熊野川です。
バスから見た熊野川は、
幅が狭く川底が見える程浅かったです。
しかし、この付近は河口ということもあり、
とても広かったです。
間近で見ると想像以上の大きさに驚きました。
熊野川の橋梁を渡り終えると、
三重県に入りました。
しばらくは海岸線近くの住宅地を走行します。

新宮を出発してから最初の停車駅・熊野市(三重県熊野市)です。
この路線の注目すべきは、
この駅を出発してからです。


熊野市駅を出発すると、
この様に海岸線沿いを走行します。
トンネル区間も多いのですが、
海が見える素敵な景色が非常に多いので
退屈することはありませんでした。


こちらは新鹿海岸です。
入り江になっている為波は穏やかで、
しかも水が綺麗といこうともあり
夏には海水浴客で賑わうそうです。
白い砂浜が綺麗な海の青さを一層引き立ててくれています。
こちらの浜辺近くには、
新鹿駅があります。
今後機会があれば、
途中下車して新鹿海岸の綺麗な海を間近で見たいです。


入り江状の海岸と山とが混ざった風景が何とも素晴らしいです。
ずっと見ていられます。
熊野市駅から先、紀伊長島駅(三重県北牟婁郡紀北町)までの区間はこの様な景色が続きます。

この様に海の目の前を走行する区間もあります。

夕日が美しいです。
ここでも私のスマホが画像に反映されてしまいました。
これさえなければ、
もっと素晴らしい景色だったでしょう。



海の景色をみていると日常の嫌なことが全て忘れることができます。
身も心も十二分に癒されました。
なぜ、海の景色は人の心を癒すことができるのでしょうか?
紀伊長島駅を出発してから、
すっかり日は暮れました。


新宮を出発して約2時間20分、
電車は津駅に到着しました。
窓は広く景色を十分堪能することができました。
座席の座り心地も良かったです。
また各座席には電源コンセントが設置されていますので、
携帯電話の充電に困ることはありませんでした。
楽しい電車旅でした。
時刻は20時。
少しお腹が空いたので、
駅周辺のお店で夕飯を頂きましょう。
津駅周辺でご当地グルメを堪能するはずが・・・
ここで問題が発生しました。
とあるグルメサイトにて、
津駅近くの素敵な居酒屋を発見しました。
地元・三重県産の地鶏を使った焼き鳥が楽しめるお店です。
値段がお手頃で、
どの料理も美味しそうだったので、
行ってみることにしました。
そのグルメサイトに”不定休日”と書かれていたのが少々気になってました。
「でも、まあ営業してるでしょう。」と期待して訪れたのですが・・・
しかし、お店に着くと
入口はシャッターで閉ざされ、
明かりは消されていました。
そして扉にはこう書かれていました。
「本日はお休みです。」
前日までに電話で確認すべきでした。
仕方なく他のお店を探しました。
しかし津駅周辺の地理には明るくない為、
探すのに苦労しました。
あれこれ考えているうちに時間がいたずらに過ぎていきました。
結局駅近くにある、
銀だこハイボール酒場へ行きました。
たこ焼きチェーン店”銀だこ”が運営する居酒屋です。





銀だこハイボール酒場は初めて訪れました。
おすすめは、こちらの鶏の唐揚げです。
外はカリっと中はジューシー。
衣自体に味は付いているので、
そのままでも十分美味しいです。
緑色のペースト状のソースを付けると、
肉の味が一層引き立ちます。
恐らく山椒が含まれているのでしょう。
鶏肉のジューシーさに加え山椒の適度な辛さと爽快感が口いっぱいに広がります。
食事を済ませ、
津駅へ戻ります。
旅はいよいよ終わりに差し掛かりました。
特急・ひのとりで大阪へ

やって来たのが、
近鉄名古屋線・津駅です。
JR紀勢本線・津駅の真横にございます。
時刻は21時を過ぎていましたが、
駅周辺のみならず駅構内も多くの人で賑わっていました。
特に学生さんが多い印象でした。
駅周辺に学校や学習塾があるからなのでしょう。
皆さん遅くまで勉強されていたのでしょうか。
せっかく三重に来たのです。
三重のお土産と言えばこれでしょう。

そう、伊勢名物・赤福餅です。
近鉄・津駅構内にあるファミリーマートで売られていました。
要らないかなと思っていましたが、
自分用のお土産に購入しました。
12個入りです。
翌日に全て平らげました。


21時45分発、特急ひのとり”大阪難波行き”です。
難波・名古屋間を走行する近鉄を代表する特急電車です。
これに乗車し終点・難波まで向かいます。
今回初めての乗車で、すごく興奮しています。


”ひのとり”のロゴはいつ見てもかっこいいです。




中に入ると左手に荷物を収納できるロッカー、
右手にコーヒーやお菓子、”ひのとり”オリジナルグッズの自販機が設置されています。

今回は先頭車両のプレミアムシートを利用しました。


車内設備の利用方法が書かれた取扱い説明書が各座席に設置されています。

こちらが予約した座席です。
後ろの乗客を気にすることなく、
好きなだけ後ろに座席を倒すことができます。

このボタンを使うことで、
座席を自由に動かすことができます。

この様に足を延ばしてくつろげるのも嬉しいです。

挽きたてのコーヒーが1杯¥200で頂けます。
コーヒーは2種類ございます。
私hiikunは右側・赤いラベルのコーヒーを購入しました。

備え付けの折り畳み式テーブルもかなり広いです。
津駅近くのローソンで購入したロールケーキと共に、
コーヒーを頂きました。
私hiikunはあまりブラックコーヒーは飲みません。
ブラックコーヒーの苦みがどうも苦手です。
その為普段喫茶店ではカフェラテや紅茶を頂きます。
こちらの”ひのとり”コーヒー、
今まで試したブラックコーヒーの中では一番美味しかったです。
苦みは控えめで飲み易かったです。
また試したくなるほど美味しさでした。
ブラックコーヒーが苦手な方にも是非お勧めします。
外は真っ暗でしたので、
景色は楽しめませんでした。
その代わり、
最高の座席で、
ゆっくりくつろぐことが出来ました。


津を出発して約1時間20分、
電車は終点の難波に到着しました。
あっという間でした。
もっと乗っていたかったです。
今回は津から難波までの乗車でしたが、
次回は是非名阪間を乗り通してみたいです。
時刻は既に23時を過ぎていました。
こうして、
八木新宮線での紀伊半島縦断日帰りの旅は、
無事終わりました。
まとめ
日本最長のバス路線・八木新宮線を利用して
紀伊半島縦断日帰りの旅のその後の様子をお届けしました。
いかがでしたでしょうか?
日本最長のバス路線・八木新宮線でのバス旅という
最大の目的を果たした直後ということもあり、
その後は単なる移動だけに終わるのではないかと少し心配しました。
でもその心配は杞憂でした。
丹鶴公園から見た熊野川や新宮の街並みの景色、
Mini KUMANO Shopで見つけた素敵なお土産、
特急南紀号から見た海の景色、
特急ひのとりでの快適な移動、
最後の最後まで楽しい旅でした。
お目当ての居酒屋で食事出来なかった等
事前準備が足らず残念ながら叶わなかったこともございました。
でもそれは次回の旅で実現すればいいだけのことです。
たった1日でこの様な素晴らしい経験できたとは本当に驚きです。
日帰りでも工夫次第では十分楽しめるのだと改めて思いました。
今後機会あれば、
途中下車して八木新宮線やJR紀勢本線の沿線の名所を巡ってみたいです。
十津川も新宮も、
都心から遠く離れていますが、
訪れる価値は十分ございます。
読者の皆さまも是非、
奈良交通・八木新宮線やJR紀勢本線に乗って
十津川や新宮、その周辺地域を訪れてみて下さい。
今回も最後まで読んで下さり誠にありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。

